帳簿管理ガイド
仕訳を入力するだけで、現金出納帳や総勘定元帳などの帳簿が自動的に作成されます。このガイドでは、各帳簿の見方と絞り込み方法を解説します。
現金出納帳の使い方
現金出納帳は、現金や普通預金といった特定の科目に対する入出金を時系列で一覧表示する帳簿です。「現金がいつ、何のために動いたか」をひと目で確認するのに使います。
確認する科目を選ぶ
画面上部のドロップダウンから、確認したい科目(現金・普通預金など)を選択します。選択した科目が借方または貸方に含まれる仕訳のみが一覧に表示されます。
銀行口座が複数ある場合は、口座ごとに科目を分けて登録しておくと(例: 普通預金A銀行、普通預金B銀行)、口座別の入出金を正確に追跡できます。
月を絞り込む
月セレクターで対象の月を選ぶと、その月の入出金のみが表示されます。月をまたいで確認したい場合は「全期間」を選択してください。
月ごとの残高推移を確認する際は、1月から順番に切り替えながら確認するのが確実です。繰越残高は前月末の残高が自動的に引き継がれます。
一覧の見方
| 列名 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 取引が発生した日付 |
| 摘要 | 仕訳入力時に記入した取引内容のメモ |
| 入金 | 対象科目の残高が増えた金額(借方に対象科目がある仕訳) |
| 出金 | 対象科目の残高が減った金額(貸方に対象科目がある仕訳) |
| 残高 | 各行時点での累積残高 |
残高がマイナスになっている場合は、仕訳の入力ミスや科目の取り違いが考えられます。仕訳一覧に戻って該当の仕訳を確認してください。
仕訳の編集・削除
一覧の各行をクリックすると、その仕訳の編集フォームが開きます。金額や摘要を修正して「更新」を押すか、「削除」を押して取り消せます。修正後は残高が即座に再計算されます。
総勘定元帳の使い方
総勘定元帳は、すべての勘定科目について、その科目が含まれる仕訳を一覧表示する帳簿です。「売上高はどのような取引で構成されているか」「通信費が何回・いくら計上されているか」といった科目別の詳細を確認するのに使います。
確認する勘定科目を選ぶ
画面上部のドロップダウンから勘定科目を選択します。選択した科目が借方または貸方に含まれる仕訳が、日付順に一覧表示されます。
月で絞り込む
月セレクターで対象月を指定できます。通期を確認したい場合は「全月」を選択してください。
一覧の見方
| 列名 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 取引日 |
| 摘要 | 仕訳の摘要欄の内容 |
| 相手科目 | 対象科目と対になる科目名 |
| 借方金額 | この科目が借方に記録された金額 |
| 貸方金額 | この科目が貸方に記録された金額 |
| 残高 | 各行時点での科目残高 |
確定申告の準備で「勘定科目ごとの合計金額が合っているか」を確認する際に特に役立ちます。損益計算書の数値と突き合わせながら確認してください。
よくある確認シーン
銀行残高と帳簿残高が合わない
現金出納帳で普通預金を選択し、月末残高と通帳の残高を照合します。差が出た場合は、記帳漏れの仕訳がないか仕訳一覧で確認してください。手数料や利息など見落としがちな取引が原因のケースが多いです。
よくある記帳漏れの例
- ATM手数料(支払手数料 / 普通預金)
- 口座からの自動引き落とし(各経費科目 / 普通預金)
- 預金利息(普通預金 / 受取利息)
経費の総額を確認したい
総勘定元帳で「通信費」「交通費」などの科目を選択し、合計欄を確認します。期中のどのタイミングで費用が発生しているかを把握することで、支出の管理にも活用できます。